2022年11月9日水曜日

自分の気持ち。友だちの気持ち。(とき組・5歳児)

サークルタイムで話し合いをしていた時のことです。話し合いの最中に、涙を流す子がいました。それに気付いた子ども達が「〇〇くん泣いてる。」「どうしたの?」と、心配になりました。関係していた子から話を聞くと、友だちのロッカーに置いてある作品を触ったことが、理由だったとのことで、そのことについてクラスのみんなで話し合いをしました。

 

初めは自分の言葉でみんなに伝えるのが恥ずかしいとのことで、保育者に自分の思いを伝えて、それを共有しました。

友だちのロッカーにある物を触っていた2人がいたのですが、「〇〇くんは触ってもよくて、私はどうしてだめだったの(嫌だった)」と、納得がいかない様子

この作品を触ってみたとのこと。


当事者の子が自分の思いを話した後、それを聞いていた子ども達からは、「自分のこと(気持ち)を言えて素敵だと思う」「どっちもかわいそう」など、友だちを思いやる気持ちが感じられました。


みんなで話し合う中で、自分の気持ちや友だちの気持ちに気付いたり、考えてくれたみんなに「ありがとう。」と、お礼を伝えたりしていました。