保育者が「○○しているよ。面白そうだね。」などと言葉で伝えなくても、友だちの遊ぶ様子から面白さが伝わり、自分もやってみたいという気持ちが芽生えていた子ども達です。みんなで同じ動きをしたり同じ言葉を発したりすることで遊びの共有をしており、子ども達だけのステキな遊びの世界が広がっていました。
倉庫の中におもちゃを探しに行くと、大きなスコップを発見。今日はスコップで遊ぶことにしました。
大きなスコップなので砂をたくさんすくうことが出来ます。たくさんの砂をすくえるよう、両手でスコップを持っている子もいますね。
こちらの子はテラスの上で遊んでいたのですが、スコップを使って遊ぶ友だちの様子が気になり、近づいてきて様子を見ています。
もっと近くで様子を見たくなったようで段差を確認しながら慎重に降りていき、
スコップに触れようと、ハイハイで近づいていました。
しばらくすると、今度は「ピーピー」と言いながらブルトーザーのようにスコップを押して前に進み始めました。
その姿に誘われるように周りにいた子も次々と、スコップを持って集まってきました。みんなで「ピーピー」と声を出し、遊びを共有しています。
腰をかがめながら真剣な表情で砂や葉っぱを集めると、
葉っぱを落とさないように気をつけながら少し離れた場所まで運んでいき、今度はショベルカーのように「ザーッ」っと集めた葉っぱをあけていました。